患者様へのお知らせ
【予約制】公道会病院では帯状疱疹ワクチンの接種が可能です。
2025-04-03
カテゴリ:お知らせ,新着情報
注目重要
帯状疱疹とは?
帯状疱疹とは?
水痘帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると水痘(水ぼうそう)を発症し、治った後もウイルスが神経に潜伏します。
その後加齢や免疫低下によりウイルスが再活性化することによって帯状疱疹を発症し、皮膚に分布している神経に沿って、水ぶくれを伴う赤い発疹が身体の片側に帯状に現れる病気です。
症状の特徴
通常、発疹の出現2日から3日前にかゆみ、もしくはピリピリとした痛みが現れ、初期は皮膚が赤く腫れます。
1週間程度経過すると、水ぶくれが増え、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状も現れます。
通常は2週間から4週間で水ぶくれが破れて痂皮化(かさぶたになる)し、皮膚症状がおさまります。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹ワクチン接種は、帯状疱疹やその合併症に対する効果的な予防対策の1つです。
令和7年度接種対象者
1.令和7年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる市民の方
※100歳以上の方については、令和7年度に限り全員を対象とします。
令和7年度から令和11年度の5年間は、経過措置のため対象者は5歳刻みとなり、令和12年度以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象になります。
※100歳以上の方については、令和7年度に限り全員を対象とします。
令和7年度から令和11年度の5年間は、経過措置のため対象者は5歳刻みとなり、令和12年度以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象になります。
65歳 | 昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生 | 70歳 | 昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生 |
75歳 | 昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生 | 80歳 | 昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生 |
85歳 | 昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生 | 90歳 | 昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生 |
95歳 | 昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生 | 100歳以上 | 大正15年4月1日以前に生まれた方 |
2.60歳から64歳の方のうち、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する市民の方(身体障がい者1級相当)
ただし、1もしくは2に該当する方で自費での接種も含め、過去に生ワクチンを1回又は組換えワクチンを2回接種した方は助成を受けられません。
ただし、1もしくは2に該当する方で自費での接種も含め、過去に生ワクチンを1回又は組換えワクチンを2回接種した方は助成を受けられません。
(過去に組換えワクチンを1回受けた方は、残りの1回分のみ助成の対象となります)
助成回数及び、接種費用、ワクチンについて
生ワクチン (乾燥弱毒水痘ワクチン「ビケン」) | 組換えワクチン (シングリックス) | |
助成回数 | 1回 | 2回(*1) 2ヶ月以上あけて2回目接種 |
接種費用(*2) (助成対象者の自己負担) | 4,500円/回 | 11,000/回 |
予防効果 | 接種後1年時点:6割程度 接種後5年時点:4割程度 | 接種1年時点:9割以上 接種5年時点:9割程度 接種10年程度:7割程度 |
副反応(*3) | 接種部位の赤み、かゆみ | 接種部位の痛み、赤み、腫れ、筋肉痛、疲労、頭痛、寒気 |
接種における注意 | 免疫不全状態、薬剤治療等により免疫抑制状態の方は 生ワクチンを接種できません | - |
(*1)実施期間内(令和8年3月31日まで)に2回接種するためには、遅くとも1回目の接種を令和8年1月末までにすませてください。
(*2)生活保護受給者の方、市民税非課税世帯の方(世帯員全員が非課税の方)の方は接種当日に確認書類をお持ちいただけましたら無料となります。
【確認書類(例)】
保護決定通知書又は生活保護適用証明書等、介護保険料決定通知書(保険料段階が第1から第4段階の方に限る)、介護保険負担限度額認定証等
介護保険料決定通知書を紛失した際は、各区保健福祉センターへお問合せください。
(*3)これらの症状の大部分は、接種後数日内に回復します。
また、頻度は不明ですが、どちらのワクチンも重大な副反応としてアナフィラキシー(急性の強いアレルギー反応)が発生したことが報告されています。
ご予約・お問合せは06-6976-3081 9:00~17:00 月曜日~金曜日 *祝日除く